勝手にウィルススキャンを始めるウィルス”WinPCDefender”

お盆や正月ともなると、友人たちが次々とパソコンを片手に我が家にやってきます。

1日平均2台くらいのパソコンを見ることになるのですが、中には帰る前にパソコンを送ってきて治ったパソコンを帰省時にとりに来る、なんて手慣れた常連さんまでやってきます。

その中で今回注目してしまったのが、”WinPC Defender”ウィルスというよりアドウェアってとこでしょうか?

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最初見たとき『Windows Defender』の外国版か何かと思ってしまいましたが、勝手にウィルススキャンをはじめやたらと金払えのPOPが連発します。

これではパソコンなんてまともな操作できません。さっそく除去です。
ポップアップも十分見ましたのでLANケーブルをはずします。

———– Windows Defender 削除方法 ———–

  1. pcdefender.exe の動きを止める。

    『Ctrl』+『Alt』+『Delete』で”Windowsタスクマネージャ”を立ち上げ”プロセス”の中から”WinPC Defender”と思われるものを探し『プロセスの終了』をします。
    WinPC Defenderは ”pcdefender.exe” で動いていました。べたなのですぐ見つかりました。

  2. pcdefender.exe を削除します。C:\Documents and Settings\All Users\Application Data
    の中にpcdefender.exe がありました。
    デスクトップにできてあるショートカットのプロパティから調べました。
    削除の際にはごみ箱に行かないように”Shiftキー”を押しながら削除しましょう。
  3. レジストリーを掃除する。『スタート』の『ファイル名を指定して実行』にて regedit と入力して『OK』をクリックし、レジストリエディタを起動します。
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    『編集』の『検索』に ”pcdefender” と入力して、検索をかけます。
    そして引っかかったものを削除していきます。
  4. オンラインスキャンをかけてみるはずしておいたLANケーブルをつなぎます。
    IEを立ち上げてサイトに行きます。今回はウィルスバスターを使いました。
    http://jp.trendmicro.com/jp/products/personal/vb2009/trial/index.html?Homeclick=seg_cons02
    ”オンラインスキャン”のバナーをクリックしスキャンをします。
    見つかったものを削除し終了です。

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”WinPC Defender” はポップアップの派手さの割には簡単に除去できました。

しかし、いまやセキュリティソフトは必修です。
必ず入れときましょう。

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