軽量Linux『Puppy Linux』は低スペックマシンでも動いてくれる、とっても軽いLinuxです。
今回は『VAIO PCG-U3』のハードディスクにインストールしてみた時のちょっとしたこつをつづっていきたいと思います。
■■■ VAIO PCG-U3 のスペック ■■■
Windows XP Professional
Transmeta CrusoeプロセッサーTM5800 933MHz
メモリ512MB
1.8 HDD 20GB
XGA TFT液晶
■■■ Puppy Linux のダウンロード ■■■
http://openlab.jp/puppylinux/#dl
から、isoファイルをダウンロードします。
今回は最新版の pup-431JP.iso をダウンロードしました。
ダウンロードした pup-431JP.iso をCDに焼きます。
焼くと言ってもコピーではなく、ISOイメージを展開して焼くことになりますので、CD作成用のソフトを使うことになります。
自分がいつも使っているのが Roxio で『ディスクイメージから書き込む』というのがそれにあたります。
書き込みが終わったCDの中はこうなっています。
このCDでBOOTスタートさせると本当は『Puppy Linux』が起動するはずなのですが、USBのファイルを読みに行こうとしてしまいます。
そこで本来であればファイルを書き換えてCD側を読みに行かせるのですが、今回はCDの中身をそのままUSBにコピーし、途中からUSBのファイルを使うことにしました。
ライブCDとファイルを書き込んだUSB、両方をセットしVAIO PCG-U3を起動します。
『通常の起動』を選択します。
キーボードの選択です。jp106 Japan を選択します。
グラフィックスモードの選択です。
『Xvesa』を選択します。800×600で起動します。
普通のPC、だと『Xorg』でOKです。
「わんわん」となって『Puppy Linux』がたちあがり使えるようになります。
ここからハードディスクへのインストールが始まるのですが、この状態でも『Puppy Linux』は使えます。
自分に合っているかどうか、動きがどうかなどインストールの前に見てみるといいでしょう。