低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その1)の続きです。
Puppy Linux はCDからの起動の他、USBメモリ、ハードディスクからでき、それぞれインストールが必要になります。
VAIO PCG-U3はUSBからのBOOTができませんので必然的にハードディスクへのインストールとなります。
Puppy Linux のインストールはライブCDにて起動した状態から行います。
————– Puppy Linux パーティションの作成 ————–
ユニバーサルインストーラを実行します。
内臓ハードディスク(IDEかSATA)を選択し『OK』をクリック。
これも『OK』で進みます。
パピーユニバーサルインストーラが表示されます。
今回は『パーティションのファイルシステム』から手動でパーティションを切ってみます。
未使用の場合上のようになっています。
すでにパーティションがあり、Liuxのみで使用する場合は不必要なパーティションを削除します。
『新規』にてパーティションを作成します。
まずは swap領域を作成します。linux-swapを選択し『追加』をクリックします。容量は付いているメモリの約2倍が目安です。
今回は 1024 としました。
Puppy Linuxをインストールする領域を作成します。『新規』をクリックします。
ext2またはext3にて容量 3000 で作りました。
Puppy Linuxの場合 容量は2000ぐらいもあれば十分だと思います。
『新規』をクリックし、データなどを置く領域を作成します。
Windowsなどでつないだりしたときを考えFATにて作成しようと思います。
残りの分を拡張パーティションとして『追加』します。
更にこの拡張パーティションの中にFAT領域を作成します。
論理パーティションのfat32にて作成しました。
全体でこんな感じになります。
『適用』をクリックするとパーティションが出来上がります。
———— BOOT領域の適用 ————-
次に忘れてはいけない、パーティションをBOOT出来るようにする設定です。
Puppy Linuxをインストールするパーティション『/dev/sda2』をBOOTできるようにします。
『/dev/sda2』を右クリックし『フラグを編集』。
『boot』にチェックを入れます。
これで『Puppy Linux』をインストールするためのパーティションが作成できました。
この方法は他のLinuxでも応用できると思いますので、活用してみてください。(ちょっと考え方は古いかも・・・)