低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その4 Grubブートローダの設定)

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その3)の続きです。

前回のインストールで一応ハードディスクへの Puppy Linux のインストールは終了したのですが、自分の VAIO PCG-U3 ではハードディスクからのブートがうまくいきませんでした。

そこで手動にてGrubブートローダの設定をしたところうまく起動するようになりました。
ハードディスクインストール後、Puppy Linux が起動しない場合は、低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その1 ライブCD起動)の時のようにCDから起動させてかまいません。

『メニュー』→『システム』→『Grubブートローダの設定』を起動します。

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『GRUBを自動的にインストールする』を選択し『OK』

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ここは『standard』の選択でOKです。

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GRUBファイルの置き場所を指定します。
Puppy Linux をインストールした場所 『/dev/sda2』を指定します。

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『MBR Master Boot Record にインストール』を選択し『OK』。
(危険な場合あり)でも『OK』です。

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空白のまま『OK』。

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これで終了です。

うまくいっていれば次回からCDやUSBメモリなしでハードディスクから Puppy Linux が起動されます。

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール - VAIO PCG-U3編(その1 ライブCD起動)

軽量Linux『Puppy Linux』は低スペックマシンでも動いてくれる、とっても軽いLinuxです。

今回は『VAIO PCG-U3』のハードディスクにインストールしてみた時のちょっとしたこつをつづっていきたいと思います。

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■■■ VAIO PCG-U3 のスペック ■■■

Windows XP Professional
Transmeta CrusoeプロセッサーTM5800 933MHz
メモリ512MB
1.8 HDD 20GB
XGA TFT液晶

■■■ Puppy Linux のダウンロード ■■■

http://openlab.jp/puppylinux/#dl

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から、isoファイルをダウンロードします。

今回は最新版の pup-431JP.iso をダウンロードしました。

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ダウンロードした pup-431JP.iso をCDに焼きます。

焼くと言ってもコピーではなく、ISOイメージを展開して焼くことになりますので、CD作成用のソフトを使うことになります。

自分がいつも使っているのが Roxio で『ディスクイメージから書き込む』というのがそれにあたります。

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書き込みが終わったCDの中はこうなっています。

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このCDでBOOTスタートさせると本当は『Puppy Linux』が起動するはずなのですが、USBのファイルを読みに行こうとしてしまいます。

そこで本来であればファイルを書き換えてCD側を読みに行かせるのですが、今回はCDの中身をそのままUSBにコピーし、途中からUSBのファイルを使うことにしました。

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ライブCDとファイルを書き込んだUSB、両方をセットしVAIO PCG-U3を起動します。

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『通常の起動』を選択します。

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キーボードの選択です。jp106 Japan を選択します。

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グラフィックスモードの選択です。

『Xvesa』を選択します。800×600で起動します。
普通のPC、だと『Xorg』でOKです。

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「わんわん」となって『Puppy Linux』がたちあがり使えるようになります。

ここからハードディスクへのインストールが始まるのですが、この状態でも『Puppy Linux』は使えます。

自分に合っているかどうか、動きがどうかなどインストールの前に見てみるといいでしょう。