前から使ったりはしていたのですが、RAIDに対応していなかったため今回初の紹介となります『マッハドライブ』。
高速なメモリの領域をハードディスクのアクセスの最適化領域として使い、データの読み書きを高速化、パソコン動作を高速化します。
■ マッハドライブとRamPhantom7の原理と効果について ■
「マッハドライブ」はパソコンのメインメモリー(DRAM)の一部を利用して、ハードディスクやSSDといったディスクドライブのアクセス回数を減らし、動作を最適化することで、パソコン動作やOSの高速・快適化や、SSDの延命に効果を発揮します。
「RamPhantom7」はパソコンのメインメモリー(DRAM)の一部をソフトウェア的に超高速なハードディスクとして利用することで(≒仮想ハードディスク)、アプリケーションの高速化に威力を発揮します。
似たようなソフトにRAMディスク化のソフトがあり、IO-DATAでは『RamPhatom7』、Buffaloでは『BUFFALO RAMDISK』があります。
Windows7 64bit に対応 フリーでRAMディスクを使える『BUFFALO RAMDISK』
メモリを仮想ディスクとして使うあたりは両者とも同じなのですが、マッハドライブは常に発生するハードディスクのアクセスを最適化するという事で常時効果が期待できます。
一方、『RamPhatom7』、『BUFFALO RAMDISK』は特定のソフトやTEMPなどの収容のなりますので、4G以上のメモリを認識できない32bitOSでの利用価値の方が大きいと思います。
Windows7になり64bit化が本格化し、SSDの仕様も増えてきていますので、同じRAMの仮想化でも『マッハドライブ』は有効になるのではないでしょうか。