そろそろバレンタインの季節ですね。
そこで今回はGIMPでチョコレートを描いてみましょう。
ポイントは立体感です。
まずは新規でキャンバスを作成します。
ブレンド
で背景を 作ります。この時、チョコレートの暗いところと明るいところをそれぞれ描画色と背景色にします。
こんな感じになります。
新しいレイヤーを追加しブロック部を作ります。
短形選択で選択し塗りつぶします。
ちなみに先に作ったレイヤーは分かりやすくするため不可視にしてあります。
更に内側を
短形選択で選択し『切り取り』または”Delete”で切り抜きます。
このブロックのバックを”白”にしたいので、新規レイヤーをこのレイヤーの下に作成し白くします。
ブロックのレイヤーを右クリックし『下のレイヤーと統合』でレイヤーを一つにします。
『フィルタ』→『ぼかし』→『ガウシアンぼかし』でブロックをぼかします。
ここでのぼかし具合は立体的になった時の各辺や角部のアールに影響します。
丸みを帯びた立体にしたい時はぼかしを大きくし、角ばった立体にしたい時はぼかしを小さくします。
角ばった立体にしたい時はぼかしは必要ありません。
『OK』をクリックしぼかしが終わったら、ブロックのレイヤーを不可視(目のマークを消す)にし背景を表示します。
レイヤーは背景を選択します。(青くする)
『フィルタ』→『マップ』→『バンプマップ』をクリックします。
方向、持ちあげ、深度を調整して立体を表現します。
飽和度をうまく使うと影の具合の強弱を調整できます。
チョコレートっぽくなりました。
同じようにしてチョコレートに文字を入れてみましょう。
まずはブロックのレイヤーが邪魔になりますので消しちゃいます。
文字を追加します。このとき大きさと位置を確かめておきます。
文字レイヤーの下に白で塗りつぶしたレイヤーを作りレイヤー部で右クリック『下のレイヤーと統合』で白背景に文字のレイヤーとします。
文字のレイヤーを不可視にし、背景を表示、背景レイヤーを選択します。
『フィルタ』→『マップ』→『バンプマップ』をクリックします。
方向、持ちあげ、深度、飽和度を使いへこんだ文字っぽくします。
チョコレートの表面に刻まれたもじっぽくなりました。
最後に 『フィルタ』→『マップ』→『オブジェクトにマップ』をクリックします。
『向き』のタブから回転のX,Y,Zスライダを調整し斜めから見たようにします。
『OK』で決定した後、
適当にトリミングし出来上がりです。
どうでしょうチョコレートに見えますでしょうか?
バレンタインのグリーディングカードにオリジナルのメッセージなんかいかがでしょう。