前回、紹介した『AppleWirelessKeyboardHelper for Windows』、使い方が良くわからないという質問を受けましたので再度詳しく紹介します。
Apple Wireless Keyboard を Windows で使う
このAppleWirelessKeyboardHelper for Windows ですが、MacのApple Wireless KeyboardをWindowsで使う際、FnキーやEjectキーなどMac特有のキーをWindowsでも使えるようにするアプリケーションです。
デフォルトでセットされているコマンドは以下の通り、
Fn+F1 :メッセージボックスを表示する
Fn+F2 :バルーンツールチップを表示する
Fn+F3 :Windows VistaでAeroを利用している場合は3D Flip。それ以外の環境ではデスクトップを表示
Fn+F4 :PrintScreen キー
Fn+F7 :iTunesで前の曲へ
Fn+F8 :iTunesで再生・一時停止
Fn+F9 :iTunesで次の曲へ
Fn+F10 :コンピュータの音量をミュート(またはミュート解除)
Fn+F11 :コンピュータの音量を下げる
Fn+F12 :Fn+Delete(WindowsのDelete) (F12をDeleteにマッピングしている人向け) コンピュータの音量を上げる
Fn+Del(キーボード) :Del キー
Fn+Up/Down :PageUp/PageDown キー
Fn+Left/Right :Home/End キー
電源ボタン :デスクトップのロック
英数キー(JIS) :IMEの切り替え
カナキー(JIS) :変換
——– AppleWirelessKeyboardHelper for Windows ダウンロード ———-
http://www.misuzilla.org/Distribution/AppleWirelessKeyboardHelper/
からダウンロードします。
downloadのAppleWirelessKeyboardHelper-20091230.zipをクリックしダウンロードします。
解凍し出来たフォルダを任意の場所に置きます。
AppleWirelessKeyboardHelper.exe
をダブルクリックするとAppleWirelessKeyboardHelperが起動します。
自動で起動しませんので『スタートアップ』にショートカットを作りWindowsの起動とともに起動しておくようにします。
——– AppleWirelessKeyboardHelper for Windows のカスタマイズ ———-
解凍してできたフォルダの中の Scripts の Default.py.sample にて行います。
Default.py.sample をエディタで開き、内容を変更し”Default.py”で保存をします。
自分が行ったカスタマイズは、『Eject』 キーを『delete』キーにすること、これで標準で存在しない『delete』をワンキーでつかえるようにします。
def OnDown_Eject(): Util.SendInput(Keys.Delete)
を追加しています。
設定ファイルを修正したら、タスクバーにあるアイコンから「キー設定スクリプトの再読込」をしてください。