パソコンのスイッチを入れてもパソコンが動かない。
今まで何の違和感もなく動いていたのに、今日スイッチを押したら動かない。そんな状態を前提として記述します。
この場合、スイッチを入れてもパソコンからは何の音も発生しません。普段点灯しているマークも一切点灯はしません。
— 電気が来ていない場合 —
まずはコンセントを確認してください。99%の確率でこれが原因です。
パソコン周りだけじゃなく延長コードの先までよく見てください。ノートPCの場合は途中のコンデンサも見てください。
コンセントじゃない場合は断線も確認してください。他のコードがあったら取り替えてみてください。
— コンデンサの不良 —
普通はパソコンの動作が不安定になったり、使用中に突然パソコンが落ちたりすることから始まります。大抵はこの段階で判明するのですが、不幸にも突然通電がストップしてしまった場合が当てはまります。
コンデンサの寿命や高負荷によって起こりますがコイル周りの焼き切れやヒューズなどが飛んでしまったときに起こります。
これは電源の交換となります。ノートPCの場合はバッテリーなどとの絡みもありますので一回専門家に見てもらうのがいいでしょう。
— マザーボード —
マザーボードは基盤なのですがこれが思いっきり壊れた場合にこうなります。
最近はほとんど見られないのですが、基盤についているコンデンサが膨れ上がり中の液がもれだすぐらいだとこうなったりします。部品の故障と言うより、液漏れのためにショートしほとんどの重要部品がダメになったりするとここまでになります。
基本的にはコンデンサの交換で治りますが、動かなくなるまでのダメージだと交換した方がいいでしょう。
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パソコンのスイッチを入れてもパソコンが動かない場合、コンセントやコード以外の場合はハード部品の故障が原因です。
パソコンを自作などで使っていてパーツなどが余っている場合はパーツの付け替えなどで原因を探せますが、そのほかは原因を見つけるのも難しいと思います。
過去にあったこの手のトラブルでは、家のブレイカーが落ちていた。と言うのがあります。