Linuxで起動時にフルスクリーンでブラウザを立ち上げ、任意のURLを開く

Linuxで定時の自動シャットダウン、起動を設定
といっしょに使う設定です。

自動起動したら見せたいPRなどが入っているURLを立ち上げる設定で、これでサイネージとして機能します。

Linuxで起動時にフルスクリーンでブラウザを立ち上げ、任意のURLを開く

今回は『Google chrom』を『キオスクモード』で立ち上げるようにしました。

ホーム (Home) / .config / autostart に 『google-chrom.desktop』 というスタートアップファイルを配置します。

ディレクトリがない場合は端末で作ってしまいましょう。

$ mkdir ~/.config/autostart

エディタで下記の内容を書き『google-chrom.desktop』で保存します。

[Desktop Entry]
Version=1.0
Name=Google-Chrom Web Browser

Exec=google-chrom --kiosk --password-store=basic http://awnet.org
Terminal=false
X-MultipleArgs=false
Type=Application
Icon=google-chrom

StartupNotify=true

『–kiosk』でキオスクモード、『–password-store=basic』でgoogle-chrom 起動時のパスワード入力を回避しています。
『http://awnet.org』には開きたいURLを指定します。

これでLinuxの起動後、自動的にフルスクリーンでサイトが表示されます。

Linuxで定時の自動シャットダウン、起動を設定

Linuxで定時の自動シャットダウン、起動を設定

Linuxを使いWebサイトをフル画面で表示し、インフォメーションなどを伝えるサイネージのようなものがあります。

このサイネージを店が終了する時間に自動でシャットダウンさせ、開店直前に自動起動させるとうものです。

自動シャットダウンはLinuxのcronを使用します。
自動起動はPCのBIOSで設定できるのでこれを利用します。
PCはDELL Studio XPS 8100です。

LinuxはUbuntu、rootでログインできないので端末を使い /etc/crontab にshutdown を書き込みます。

—【自動シャットダウン】———————

端末を立ち上げ、

sudo su -
パスワードを入れます
cd /etc
echo 30 22 * * * root /sbin/shutdown -h now >> crontab

1,sudo su - で root になります。
2,cd /etc でetcデレクトリに移動
3,echo 30 12 * * * root /sbin/shutdown -h now >> crontab でcrontab に 30 22 * * * root /sbin/shutdown -h now を書き込みます。
30 22 * * * で毎日22:30にシャットダウンになります。

—【自動起動】——————————-

PCのBIOSを立ち上げます。

Power Management Setup を開きます。

・Auto Power On を 『Enabled』
・Auto Power On Date を 『Every Day』
・Auto Power On Time を 『01:00:30』
ここで注意なのですが、Auto Power On Time はグリニッジ時間になっていましたので、この設定時間だと日本では朝の5:30になります。

—【参考】—————————-

自動シャットダウンの設定を変えたいときは、端末で

sed -i '/shutdown/d' crontab

と、一度シャットダウンの行を削除してからもう一度書き足した方がわかりやすいと思います。

eSATAを使って複数OSのテスト環境を作る

eSATAを使った複数OSのテスト環境

eSATAを使った複数OSのテスト環境

Windows 10テクニカルプレビューをインストールしてみた

から始まった『 Windows 10テクニカルプレビュー 』をインストールした DELL vostro3350 ですが、このPCにはeSATAがついています。

このeSATAにSATA-eSATA変換ケーブルをつかってSATAのドライブをつなぎ、BIOSで起動ドライブの順序をeSATAから行うようにすると、eSATAがつながっているときはeSATAのドライブにセットしてあるOSが起動します。

【SATA-eSATA変換ケーブル】

『Windows 10テクニカルプレビュー』や『CentOS』、『Windows Server 2012 R2』などをセットアップしたディスクをそれぞれ用意しておき、必要な時にSATA-eSATA変換ケーブルにつないで使っています。

ちなみに内蔵してあるHDDにはWindows7を入れてあり、何もつないでいないときには『Windows7』が起動します。

昔はリムーバブルケースなんかでやっていたのですが、eSATAの方が簡単です。

ちなみに、自分が使っているSATA-eSATA変換ケーブルはこれ

サンワサプライ SATA-eSATA変換ケーブル 0.5m TK-SESAH

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その4 Grubブートローダの設定)

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その3)の続きです。

前回のインストールで一応ハードディスクへの Puppy Linux のインストールは終了したのですが、自分の VAIO PCG-U3 ではハードディスクからのブートがうまくいきませんでした。

そこで手動にてGrubブートローダの設定をしたところうまく起動するようになりました。
ハードディスクインストール後、Puppy Linux が起動しない場合は、低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その1 ライブCD起動)の時のようにCDから起動させてかまいません。

『メニュー』→『システム』→『Grubブートローダの設定』を起動します。

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『GRUBを自動的にインストールする』を選択し『OK』

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ここは『standard』の選択でOKです。

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GRUBファイルの置き場所を指定します。
Puppy Linux をインストールした場所 『/dev/sda2』を指定します。

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『MBR Master Boot Record にインストール』を選択し『OK』。
(危険な場合あり)でも『OK』です。

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空白のまま『OK』。

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これで終了です。

うまくいっていれば次回からCDやUSBメモリなしでハードディスクから Puppy Linux が起動されます。

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その3 インストール)

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その2)の続きです。

パーティションの作成が終わったらまた”インストールのデバイスの選択”の表示がでます。

P8010370迷わず『OK』をクリックします。

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ドライブ情報が出ますのでインストール用に作った『sda2にインストール』を選択します。

P8010372 『OK』をクリック。

P6260311 『CD』をクリック。

P8010374 CDを確認して『OK』。

P8010375 『FULL』をクリック。

これでインストールが始まります。

インストールが終わると起動に携わるブートローダー『GRUB』をインストールするのですが、なぜかこれがうまく動いてくれなく後からまたインストールするのですがとりあえずやっておきます。

P8010376 『GRUBインストール/更新』をクリック。

P8010377 『インストール』をクリック。

P8010378いろいろ書いてありますが『OK』をクリック。

これで『Puppy Linux』のインストールは終了です。

実際ここまでの作業で次回起動がハードディスクからうまくいくPCもあったのですが、自分のVAIO PCG-U3ではうまくいかずもうひと手間必要となりました。

次回はその辺の記事となります。

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その2 パーティションの作成)

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール – VAIO PCG-U3編(その1)の続きです。

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Puppy Linux はCDからの起動の他、USBメモリ、ハードディスクからでき、それぞれインストールが必要になります。

VAIO PCG-U3はUSBからのBOOTができませんので必然的にハードディスクへのインストールとなります。

Puppy Linux のインストールはライブCDにて起動した状態から行います。

————– Puppy Linux パーティションの作成 ————–

img121cc792zik4zj2 デスクトップにあるインストールをクリックします。

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ユニバーサルインストーラを実行します。

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内臓ハードディスク(IDEかSATA)を選択し『OK』をクリック。

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これも『OK』で進みます。

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パピーユニバーサルインストーラが表示されます。
今回は『パーティションのファイルシステム』から手動でパーティションを切ってみます。

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未使用の場合上のようになっています。
すでにパーティションがあり、Liuxのみで使用する場合は不必要なパーティションを削除します。

『新規』にてパーティションを作成します。

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まずは swap領域を作成します。linux-swapを選択し『追加』をクリックします。容量は付いているメモリの約2倍が目安です。
今回は 1024 としました。

Puppy Linuxをインストールする領域を作成します。『新規』をクリックします。

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ext2またはext3にて容量 3000 で作りました。
Puppy Linuxの場合 容量は2000ぐらいもあれば十分だと思います。

『新規』をクリックし、データなどを置く領域を作成します。

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Windowsなどでつないだりしたときを考えFATにて作成しようと思います。
残りの分を拡張パーティションとして『追加』します。

更にこの拡張パーティションの中にFAT領域を作成します。

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論理パーティションのfat32にて作成しました。

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全体でこんな感じになります。
『適用』をクリックするとパーティションが出来上がります。

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———— BOOT領域の適用 ————-

次に忘れてはいけない、パーティションをBOOT出来るようにする設定です。

Puppy Linuxをインストールするパーティション『/dev/sda2』をBOOTできるようにします。

『/dev/sda2』を右クリックし『フラグを編集』。

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『boot』にチェックを入れます。

これで『Puppy Linux』をインストールするためのパーティションが作成できました。

この方法は他のLinuxでも応用できると思いますので、活用してみてください。(ちょっと考え方は古いかも・・・)

低スペックマシンにPuppy Linuxをインストール - VAIO PCG-U3編(その1 ライブCD起動)

軽量Linux『Puppy Linux』は低スペックマシンでも動いてくれる、とっても軽いLinuxです。

今回は『VAIO PCG-U3』のハードディスクにインストールしてみた時のちょっとしたこつをつづっていきたいと思います。

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■■■ VAIO PCG-U3 のスペック ■■■

Windows XP Professional
Transmeta CrusoeプロセッサーTM5800 933MHz
メモリ512MB
1.8 HDD 20GB
XGA TFT液晶

■■■ Puppy Linux のダウンロード ■■■

http://openlab.jp/puppylinux/#dl

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から、isoファイルをダウンロードします。

今回は最新版の pup-431JP.iso をダウンロードしました。

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ダウンロードした pup-431JP.iso をCDに焼きます。

焼くと言ってもコピーではなく、ISOイメージを展開して焼くことになりますので、CD作成用のソフトを使うことになります。

自分がいつも使っているのが Roxio で『ディスクイメージから書き込む』というのがそれにあたります。

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書き込みが終わったCDの中はこうなっています。

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このCDでBOOTスタートさせると本当は『Puppy Linux』が起動するはずなのですが、USBのファイルを読みに行こうとしてしまいます。

そこで本来であればファイルを書き換えてCD側を読みに行かせるのですが、今回はCDの中身をそのままUSBにコピーし、途中からUSBのファイルを使うことにしました。

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ライブCDとファイルを書き込んだUSB、両方をセットしVAIO PCG-U3を起動します。

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『通常の起動』を選択します。

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キーボードの選択です。jp106 Japan を選択します。

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グラフィックスモードの選択です。

『Xvesa』を選択します。800×600で起動します。
普通のPC、だと『Xorg』でOKです。

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「わんわん」となって『Puppy Linux』がたちあがり使えるようになります。

ここからハードディスクへのインストールが始まるのですが、この状態でも『Puppy Linux』は使えます。

自分に合っているかどうか、動きがどうかなどインストールの前に見てみるといいでしょう。

SONY VAIO PCG-U3/P にPuppy Linuxをインストールしてみた

『ubuntu 10.04』、『ubuntu netbook』をインストールしてみましたが、結局実用的なスピードを得られませんでしたので、軽量Linux『Puppy Linux』をインストールしてみました。

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ハードディスクへのインストールにはちょっとコツが必要になりますが、なかなかの速さです。

しばらく 『VAIO PCG-U3』は『Puppy Linux』で行ってみようと思っています。

SONY VAIO PCG-U3/P にLinux ubuntu netbookをインストールしてみた

SONY VAIO PCG-U3/P にLinux ubuntu をインストールしてみた

で遅くてとっても使い物にならなかったので 『ubuntu netbook』をインストールしてみました。

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今回のインストールも、その他のオプション『nomodeset』にチェックが必要でした。

ubuntu netbook の入手先は

http://jp.releases.ubuntu.com/lucid/

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iso ファイルをダウンロードし、CDに焼き付けます。

ただ自分のVAIO PCG-U3/PではCDではうまくいかずDVDにて起動ができました。

ちなみにドライブは純正のPCGA-CRWD2です。

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インストールしてみた感じはモバイル的で使いやすそうだったのですが、これもまた大変遅い。

使えそうにないので日本語化は見送り、今度はPuppy Linuxに挑戦してみようと思っています。

SONY VAIO PCG-U3/P にLinux ubuntu をインストールしてみた

SONY VAIO PCG-U3/P をいただきました

で VAIO PCG-U3/P をもらってきた記事を書いたのですが、さっそく手始めにLinux の ubuntu 10.04 をインストールしてみました。

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結果はやっぱり遅い。
ちょっと使いものになりません。

今度はubuntu netbook を試してみようと思っています。

ただ参考になったこともちらほら・・・。

今回のインストールではちょっと手こずってしまったのでちょっとメモをしておきます。

ubuntu 10.04 LTS 日本語 Remix CDでインストールを行ったのですが、画面が真っ白になってしまい操作ができませんでした。

ふと思い立ったのが昔のLinuxインストール。

昔はグラフィカルインストールができない場合はTEXTインストールをするようになっていました。
今回もきっとディスプレイとインストーラの設定だと思ったのですが、どこで選択するのかが分かりませんでした。

いろいろやってみた結果、

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F6 キーを押してその他のオプション『nomodeset』にチェックマークでインストーラの表示ができました。

このままマニュアル通りインストールを続けると無事インストールが終了です。

同じ症状で ubuntu のインストールがうまくいかない方は試してみてはいかがでしょう。