以前の記事でRAM DISKを作る方法を投稿していたのですが、最近アクセスが多いので調べていたらSSDのプチフリ対処としてRAM DISKを利用しているらしい。SSDは書き換え回数に限度があるので節約にもなります。
OSで認識できなかった搭載メモリをRAMディスクとして使える『RamPhantom3』
OSで認識できなかった搭載メモリをRAMディスクとして使える『Gavotte Ramdisk』
そこでもう一度RAM DISKの活用をおさらいします。
RAM DISKはメモリの一部を”C:\”や”D:\”のようにドライブと認識させて使うもので圧倒的な速さが特徴です。ただ、通電がなくなると記憶されているデータもなくなりますので、PCのシャットダウンなどの場合データがなくなりますのでHDDに移行する必要があります。
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RAM DISK活用法
1.IE、Firefox、Google Chrome、safariなどブラウザのキャッシュファイルをあてる
IEの場合
『ツール』→『インターネットオプション』→『設定』→『フォルダの移動』でRAMドライブを指定
Firefoxの場合
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Mozilla\Firefox\Profiles\***.default\user.js
を変更
例:user_pref(“browser.cache.disk.parent_directory”,”X:\\Cache”);
Google Chrome、safariの場合
Junction(ジャンクション)を利用しキャッシュフォルダまたは丸ごとRAMディスクで利用する。
参考:google chromeをRAMディスクで使う
2.キャプチャ画像やメモのテキストなどを保存
RAMディスクにフォルダを作りデスクトップにショートカットなどを作成し利用。保存場所を指定、またはアプリケーションに設定する。
3.Illustrator、Potoshop、GIMPのキャッシュ
Illustrator『環境設定』→『プラグイン、仮想ディスク』で指定
Potoshop『環境設定』→『パフォーマンス』で指定
GIMP『環境設定』→『フォルダ』でテンポラリフォルダとスワップ用フォルダをRAMディスクにする。(起動がものすごく速くなります)
4.OSなどの一時Temp
『システムのプロパティ』→『詳細設定』→『環境変数』
TEMPとTMPを『編集』にてRAMディスクに変更
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RAMディスクを利用するには『Gavotte Ramdisk』のようなフリーのソフトもありますがそんなに高くはありませんのでバックアップ機能もある『RamPhantom3』をお勧めします。