RipreさんのサンプリングでSeagate Desktop SSHD (2TB) をいただきましたので使ってみた感想です。
このサイトでもSSDの記事は何度か書いているのですが、SSHD、ソリッドステートハイブリッドドライブは今回が初めての体験です。
いわゆるハイブリッドHDDと呼ばれている、ハイパフォーマンスの高いSSDと、大容量のHDDを組み合わせて両方のいいところを実現しているドライブです。
Seagate Desktop SSHD (2TB)
ケーブル接続部
自分のPCがそうなのですが、スピードと容量の両立をしようとするとSSDでOSやキャッシュなどの作業部を、HDDでファイルなどのデータ部をというように役割を分けて実装しています。
ただこれだと2つのディスクを用意しなければならず、スリムシャーシやノートPCなどでは実装できなかったりします。
その点SSHDは一つのディスクで済みますし、PCの設定も簡単に済ませることができます。
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さて、今回の『Seagate Desktop SSHD』は本来はデスクトップPCに取り付けて使用するのですが、試験環境の都合上クレドールを使ったeSATAでの試験となりました。
こんな感じです、
クレドールにセットした Seagate Desktop SSHD (2TB)
マシンは『DELL vostro3350 』にeSATA接続で『Windows 10テクニカルプレビュー』を起動し使ってみます。
マシンが古い上、eSATA起動なので本来のパフォーマンスが出ないとは思いますが時間の都合上これで簡便です。
Seagate Desktop SSHD (2TB)をeSATAでvostro3350と接続
用意したのが、『Seagate Desktop SSHD (2TB)』、『Transcend SSD 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 128GB』そして普通の『HDD2.5インチ 5400rpm』です。
HDD/SSDスタンドで丸ごとコピーして比較します。
HDD/SSDスタンドで丸ごとコピー
まずは起動時間
SSD:29秒
SSHD:35秒
HDD:53秒
SSDにはかないませんでしたがHDDよりはるかに速いです。
Windows エクスペリエンスの評価は
SSD:7.7
SSHD:5.9
HDD:5.8
HDDとそんなに変わらない評価です。
CrystalDiskMarkでのベンチマーク
SSDのベンチマーク
SSHDのベンチマーク
HDDのベンチマーク
SSDとHDDの中間といったあたりでしょうか。
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今回はeSATAで古いPCとの接続という環境なので十分な転送速度が出てはいませんが、HDDに比べると格段にOSの起動やソフトの立ち上がりが早いように思います。
通常の使い方だともっとパフォーマンスが上がると思います。
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とありますので、やはりキャッシュをMLCフラッシュで利用するような場面で効果を体感できるようです。
もっともPCを普通に使っているいる方でしたら十分なスピードなのではないでしょうか。
ちなみに、Seagate Desktop SSHD (2TB) の紹介では、
シーゲイトのSSHDは、 大容量ハードディスク・ドライブと8GBのMLCフラッシュを組み合わせたものです。
MLCフラッシュの効果により、スリープモードからの復帰が圧倒的に高速で、 HDDに比べてデータ転送速度が約3倍高速です。
Adaptive Memory™ 技術が使用頻度の高いファイルをモニタリングし、 MLCフラッシュに保存することで、HDDよりもアプリケーションの立ち上げ時間を短縮します。
お使いのデスクトップPC内のディスクをSSHDにアップグレードすることで、以下が実現可能!
•高速かつ信頼性の高いパフォーマンス
•十分なストレージ容量
•コストに対する高い投資効果
となっています。
速さはもちろんですが、何といっても2TBという大容量は魅力。
Windows10 公開にあわせてHDDの方はSSHDへの移行を考えてみてはいかがでしょうか?
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